大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(28)は2022年8月9日(現地時間)のアスレチックス戦に2番・投手として先発出場し、7回に25号ソロホームランを放った。
ベンチでは同僚のアンドリュー・ベラスケス内野手(28)が、大谷選手の頭にキャッチャーマスクを被せるセレブレーションを試みるも、頭に入らず断念。最終的には自分が被り、なんとも切ない空気になった。
捕手ではないのに…
大谷選手はベーブ・ルース以来104年ぶりのシーズン「2桁勝利・2桁ホームラン」をかけ、敵地で先発登板。3回に打球が左足に直撃するアクシデントがありながら、アスレチックス打線を6回無失点と封じ込めた。
エンゼルス4点リードの7回には右中間へライナー性の25号ソロを放ち、自身を援護。これで米通算ホームランは118本目となり、イチロー氏(元シアトル・マリナーズなど)を超え日本人野手単独2位に浮上した。
ベンチでは大谷選手をハイタッチで出迎える中、捕手ではないベラスケス選手が何故かキャッチャーマスクを手に持ち、大谷選手の頭に被せようとした。しかし、ヘルメットをかぶっていた大谷選手の頭に入らず断念。最終的には、何かをあきらめたような表情を浮かべ、自分の頭に被せた。
この姿に、ツイッター上の野球ファンからは「ベラスケスなにしてんのww」「ベラっち可愛い」「いいボケだよw」などの声が聞かれた。
試合は5-1でエンゼルスが勝利。大谷選手は10勝目を挙げ、ベーブ・ルース以来104年ぶりの「2桁勝利・2桁ホームラン」を達成した。