コロナ感染者の爆発的な増加にともない、COCOAのログを詳細に分析するツール「COCOAログ.jp」がSNSを中心にあらためて注目を集めつつある。
新型コロナウイルスの感染者（陽性登録者）との接触があったかどうかは、スマホに新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をインストールしていると通知を受け取れるが、その内容はざっくりとしており、具体的にどこで接触があったかは特定しづらくなっている。こうした場合にCOCOAのログを用いてさらに詳細な分析を可能にするのが、satoru.netの矢野さとる氏が公開しているCOCOAログ.jpだ。COCOAで「陽性登録者との接触結果を確認」→「情報を保存」でコピーしたのち、COCOAログ.jpに貼り付けて「チェックする」をタップ／クリックするだけで、日付別の接近件数や接近時間のほか、平均距離や最短距離など詳細な分析結果が表示される。プライバシー保護のため、データは1時間後に自動削除されるという。厚労省公式ではないものの、コロナ感染者が増加するにつれて注目を集めるようになったこのツール、まだCOCOAから通知を受け取ったことがない人も、意外な結果を得られるかもしれないので、時間を見つけて試してみてはいかがだろうか。