IPA、「基本情報技術者試験」「情報セキュリティマネジメント試験」のCBT/IBT方式による実証試験を実施。9月に参加者募集開始 

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 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、「基本情報技術者試験(FE)」と「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」について、インターネットによる実証試験を行うと発表した。9月15日より参加者を募集するとしている。参加費は無料。

 両試験とも、従来は年2回(上期・下期)の実施だったが、受験生の利便性や年間受験回数の増加を考慮して、5月に通年化と試験時間の短縮、および筆記形式からCBT(Computer Based Testing)方式への移行が発表されていた。

 今回のインターネットによる実証試験の目的は、試験会場に出向いて会場のPCで受験するCBT方式と、自宅などで各自が用意したPCを使って受験するIBT(Internet Based Testing)方式の比較検証としており、CBT、IBTの両方式で試験が実施される。

 なお、実証試験は参加者に対して各試験の合否を判定するものではなく、試験終了後の受験結果画面に正解数が表示されるだけになるという。また、参加費は無料だが、CBT方式を選択した際の交通費や、IBT方式を選択した際の通信費は参加者の自己負担となる。

実証試験の募集要項

 実証試験は10月1日〜9日に実施。参加者の募集は9月15日~10月4日に行われ、募集人数は数百人~数千人。試験の種類(FEかSGから選択)と試験の方式(CBTかIBT)は各参加者が選択できるが、先着順に受け付け、応募が一定数に達した場合は締め切ることがあるとしている。また、FEとSGはそれぞれ1回限り受験可能で、各試験の主題範囲は、試験が通年化された後の試験範囲に準じるかたちになるという。

募集人数・試験区分・実施方式・期間・実証試験への参加方法

 実証試験の申し込みページは、9月15日の12時に公開予定としている。

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