2021年8月、ドムドムハンバーガーが東京・新橋にオープンした高価格ブランドのお店を覚えているだろうか? 「ツリーアンドツリーズ」というのだが、先日入居するビルの改装に伴い銀座に移転。それに際して店舗の名前を「ドムドムハンバーガー プラス」とした。
さて、お店に行ってフィッシュバーガーを注文したら、すげえのが出てきた! これはドムドムすぎるッ!!
・ドムドムハンバーガープラス
ツリーアンドツリーズは、黒毛和牛100%パティを使ったプレミアムバーガーを売りにしたお店だった。ただ、移転先でもメインに据えるらしく、期間限定メニューも合わせて販売していく予定なのだとか。
大きな変更点としては、やはりドムドムハンバーガープラスに名称変更していること。銀座移転で名前は引き継がないため、ツリーアンドツリーズは終わりとなるのだろうか……。
移転先となった場所は、洋食の名店「銀座スイス」が以前あった場所だ。スイスは最寄の2階に移転し、その空いた場所にドムドムプラスが入った訳だ。
スイスはカツカレー発祥のお店と言われている。その歴史を踏まえてスイス × ドムドムのコラボが実現! ここでしか食べられない「カツカレーバーガー」(税込1490円)がお店の目玉メニューである。
個人的にはツリーアンドツリーズの「厚揚げバーガー」を引き継いでほしかったんだけど、ここにはない。残念だ……。
メニューを見ると和牛バーガーが全10種類もある。そのほか本家ドムドムでお馴染みの丸ごとカニバーガーもあるな。ハンバーガーは通常メニューでもれなく1000円以上している。ドムドムとはいえ、銀座価格といったところか。
ちなみにランチは一部メニューを税込890円で提供している。
アルコールメニューも充実していて、なんとワインリストもあるぞ! ドムドムでワインリスト……。銀座ならボトルで頼む人もいるのだろうか。
・デカすぎるフィッシュバーガー
今回注文したのはカツカレーバーガーではなく、フィッシュバーガー(ランチ税込890円)である。なぜコレを頼んだかというと……。
フィッシュフライがデカいからだッ!!
おわかり頂けるだろうか? はみ出すってレベルじゃねえ! 半分くらい挟めてねえ!!
手で持つと、こんな感じ。このまま口に持っていくと、喉元にフィッシュフライを突き立てるような格好になってしまう。フィッシュとパンを同時に食べるのは、かなり難しそうだ。
仕方がないので、まずはフォークでカットしよう。フライに使用している魚はスケソウダラだ。衣はサクサクで身はホックリとしている。
タルタルソースをたっぷり付けて頂きます! フィッシュバーガーはハンバーガーメニューのなかでもマイナーなイメージがあるけど、これは食い甲斐があって肉系バーガーにも引けをとらないボリュームがあるぞ。
ちなみにこの日は、フィッシュバーガーを注文した人限定で明太マヨネーズを付けてもらえた。明太マヨは何にでも合うからねえ。ピリリとした辛味のアクセントが効いて、コレも美味しい!
パンからはみ出したフィッシュフライ両翼を片づけて、やっとバーガー袋に収めることができた。これこそが本来の姿。パンの柔らかな食感とザックリ衣のフィッシュフライ、一緒に食べてこそ、このバーガーのポテンシャルは最大限に発揮されると感じた。
このプレートの付け合わせはピクルスではなくガリ! こういうところがドムドムらしさなんだよなあ。
思わぬ形で移転したことでツリーアンドツリーズは1年で終わっちゃったけど、ドムドムハンバーガープラスは2年3年とお店が続いてくれることを願う。
・今回訪問した店舗の情報
店名 ドムドムハンバーガープラス
住所 東京都中央区銀座3-5-16
時間 平日11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~21:00(L.O.20:30)
土日祝 10:30~21:00(L.O.20:30)
参考リンク:ドムドムハンバーガープラス
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24