加速器施設の見学ツアーも。理研が資料修復・保存のためのクラウドファンディングを開始【やじうまWatch】

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 「理研」こと理化学研究所が、資料の修復および保存を目的とした初のクラウドファンディングを開始した。

 これは7月27日に発表された、クラウドファンディングサービス「READYFOR」と理化学研究所の業務提携の第1弾で、日本の科学史上において貴重な資料の修復・保存費用を、同サービスを通じて募集するというもの。1917年発足の理化学研究所では大正期からの資料を保管しているものの劣化が進んでおり、修復費用も限られた予算の中からでしか捻出できないことから、「一刻も早く、少しでも多くの資料を適切に修復するために」クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げたとしている。第1目標金額は1000万円に設定されており、返礼品の中には、記念史料室オンラインガイドツアーや理研和光インフラツアー、さらには加速器施設「RIビームファクトリー」のツアーといったレアなものも含まれているので、気になる人は急いでチェックだ。

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