集英社、Cookieを使わないターゲティング広告サービス「Trig’s」を導入 「non-no web」「MORE」など9つのウェブメディアで

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「Trig’s」を導入した集英社のウェブメディア

 株式会社集英社は、同社の9つのウェブメディアにおいて、株式会社ソケッツのターゲティング広告サービス「Trig’s」を6月から導入していることを発表した。メディアのウェブサイトとしては初めてだという。

 Trig’sは、Cookieを利用することなく、ユーザーに合った広告やおすすめ記事などのコンテンツを表示できるのが特徴。インターネットメディアを通じて情報に接している人の感情や感性をAIで推測し、それに基づいた関連情報や関連広告を表示する仕組みだ。

「Trig’s」の概念図

 Trig’sは本格展開の前に、集英社とソケッツが協力して2022年3月からファッション、化粧品、食品など10社が参加したオープントライアルを実施。vCTRなどの各種指標や、株式会社インテージによるNPSなどの定性調査において高い評価を得たという。

 こうした結果を受け、集英社の「non-no web」「MORE」「@BAILA」「LEE web」「Marisol」「Web eclat」「SPUR.JP」「MAQUIA ONLINE」「HAPPY PLUS」という9つのウェブメディアで正式に導入となった。今後、集英社のほかのウェブサイトにも導入を予定しているという。

 Trig’sについて集英社は「ユーザーの興味関心を喚起し、態度変容を促すというメディアが担う役割にとって、この感性ターゲティングは非常に効果的」と評価している。

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