Volvo Trucks North Americaは、大型および中型の電動トラック用の充電スタンドを、米カリフォルニア州を縦断するように整備する計画「California Electrified Charging Corridor Project」を発表した。
カリフォルニア州を縦断するEV充電スタンド網(出典:Volvo Trucks North America)
カリフォルニア州の南部では、すでにフォンタナとラミラダの2カ所でEV充電施設を運営している。これにオークランド、ディクソン、ストックトン、フレズノ、ベーカーズフィールドという5カ所を加えることで、EVトラックによる長距離輸送を可能にする。
大型EVトラックによる長距離輸送が可能に(出典:Volvo Trucks North America)
5つの新たなEV充電施設は、2022年中に建設を始める。そして、2023年末までにサービスを開始する予定。
この計画には、Volvo Financial Services、Volvo Technology of America、Shell Recharge Solutions、TEC Equipment、Affinity Truck Center、Western Truck Centerも協力する。また、カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)の取り組み「Built-Environment Electrification Solutions & Form Factors for Fitting Infrastructure to Transportation(BESTFIT)」を通じ、200万ドル(約2億7794万円)の資金援助も受けている。