買ってみるまで中身がどうなっているかわからない。だから自販機は面白い! そう信じてやまない佐藤です。また新しいタイプの自販機を発見したので紹介したいと思う。
近頃は加工食品の自販機が増えているのだが、紹介するのはフルーツの自販機だ。おそらく日本でここだけの冷凍いちご自販機を発見したので、実際に購入してみた!
・いちごの自販機
自販機があるのは新宿3丁目、当編集部のすぐ近くにある。2022年3月に設置されたらしいんだけど、それに気づかずに素通りしていた。だって看板に「H」って書いてあったから……。いちご自販機が置いてあるなんて思わなかったんだもの。
この自販機は「はじけました いちご天国」という名前のようだ。それで頭文字を取って「H」とついていたんだね。心の汚れた私は余計な想像をしてしまっていたようだ……。
これがそのいちご自販機だ。
販売している品種は、福岡県産の「あまおう」と熊本県産の「淡雪」。それぞれ単品はあまおう1パック700円。淡雪は1パック900円。2つの品種が一緒になった1500円の商品もある。保冷バッグも販売しているので長時間の持ち歩きでも安心だ。
決済は現金不可。交通系電子マネーか、iD・au PAY・メルペイ・PayPayしか対応していないので、あからじめ気を付けてほしい。
どちらも味わってみたかったので1500円のものを購入した。
こちらが中身。赤いのがあまおうで白いのが淡雪だ。
あまおうは1パックに15粒入っている。このいちごは「ふくおかエコ農産物認証制度」で認証を受けた「エコ農産物」とのこと。
化学合成農薬の散布回数(成分回数)と化学肥料(窒素成分)の使用量が、県の基準の半分以下に抑えられているため、安心して食べることができるという。食べてみると、甘さも酸味もやわらかい気がする。
一方の淡雪は1パックに25粒入っている。白いちごってあまり見ないよね。ややピンクに色づいていてかわいらしい。
白いちごは品種改良中の突然変異で生まれたものなのだとか。味もさることながら、スイーツやドリンクにあしらって目でも楽しむことができる。甘さ控え目で酸味もやわらかい。
自宅でかき氷やデザートの飾り付けにしても良いだろう。牛乳と合わせてミキサーにかけて、いちごミルクにしても美味しくなりそうだ。食品ロスの削減にも貢献できるようなので、1度購入して味を確かめていただきたい。
・今回訪問した場所の情報
名称 はじけました いちご天国
住所 東京都新宿区新宿3丁目35-12
時間 24時間