新潟県、4泊5日・参加費無料の「課題解決型インターンシップ」開催。県外の学生を対象にエントリー受付 上越地域の企業のリアルな課題について調査・研究・提案

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 新潟県は、地域活性化リーディングプロジェクトの一環として、課題解決型インターンシップ「TOGARU」を9月12日~16日に上越地域で開催すると発表した。新潟県外の大学院・大学・高等専門学校等に在学の学生を対象に参加者を募集する。4泊5日の参加費は無料で、募集人数は12名。エントリー期間は8月5日までとなっており、書類選考を経て8月12日に参加者を決定・通知する。

 TOGARUは、新潟県内の企業へのUIターン就職の促進のため、地域の企業が抱える課題について、学生に調査・研究・提案を行ってもらう課題解決型のインターンシップ。上越地域(上越市、糸魚川市、妙高市)で開催し、参加企業は以下の4社。

  • 直江津電子工業株式会社(上越市)
  • 株式会社丸互(上越市)
  • 株式会社笠原建設(糸魚川市)
  • 千代の光酒造株式会社(妙高市)

 また、実施日程・会場は以下の通り。

  • 8月下旬:事前研修(オンライン)
  • 9月12日:企業等へのヒアリング等(上越市 JM-DAWN)
  • 9月13日:提案の検討1(糸魚川市 クラブハウス美山)
  • 9月14日:中間プレゼン(糸魚川市 クラブハウス美山)
  • 9月15日:提案の検討2(妙高市 MYOKO BASE CAMP)
  • 9月16日:最終プレゼン(上越市 JM-DAWN ※オンライン配信あり)
  • 9月下旬:事後研修(オンライン)

「地方の可能性と自分の可能性を磨き、尖らせろ!」

 TOGARUは、事前にチーム分けされ、オンラインによる共同作業からスタート。現地入りの前に、当該市の調査や、課題に対する仮説立てを行う。その後、現地でのアクションフェーズにおいて、仮説をもとにヒアリングを行い、課題解決に必要な情報を集める。さらにその情報をもとに、仲間と協力しながら最善の秘策を練り、最終日に企業・市へのプレゼンを行う――という流れ。

 新潟県は、少子高齢化による生産年齢人口の減少や過疎化が他県よりも顕著で大きな課題になっているという。その課題を可能性と捉え、同じ志を持った仲間とともに地域企業の課題に体当たりで取り組むのがTOGARUだとしている。そして、「頭がちぎれるほどに考え抜く、濃密な一週間を過ごすことが本プログラムの骨子である」とし、「地方の可能性と自分の可能性を磨き、尖らせろ!」と呼び掛けている。

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