パーソルワークスデザイン株式会社は、ワーケーションの成功事例と「デジタル田園都市国家構想推進交付金 地方創生テレワークタイプ」に関するウェビナーを6月29日14時から開催する。参加費は無料だが、事前の登録が必要。申し込み期限は6月29日12時だが、100人に達した時点で受付を終了する。
対象者は、「すでにシェアオフィスを開所しているものの、関係人口がなかなか増えない」「ワーケーションの興味関心はあるが、どのように検討していけばよいか分からない」「デジタル田園都市国家構想推進交付金などを活用したワーケーション推進事業を検討している」などの悩みを持つ自治体の担当者。
ウェビナーでは、野村栄悟氏(内閣官房 デジタル田園都市国家構想実現会議事務局 内閣府地方創生推進室 参事官)、新玉祐史氏(宮崎県日向市商工観光部商工港湾課 係長)、長野和洋氏(パーソルワークスデザイン株式会社 人事ソリューション本部 ヘルスケアソリューション部 部長 ワーケーション事業責任者)が登壇。ワーケーションの成功事例、ワーケーションに取り組む背景、交付金の申請、自治体で企画をするためのポイントなどを紹介する。
パーソルグループは2020年から、宮崎県日向市でワーケーションを実施している。初年度は、1週間または2週間、商業施設「STAIRS OF THE SEA」のオフィスで仕事をしてから近くの海岸でサーフィンなどを楽しみ、住民や移住者との交流会も開催した。実施前から期待が高く、12人の枠に105人が応募するという人気で、さらに参加者全員が「満足した」というほど好評だったという。
交付金に関しては、ワーケーション事業を実施する自治体に国が交付する「デジタル田園都市国家構想推進交付金 地方創生テレワークタイプ」の申請状況や活用事例が取り上げられる。