ブラウザ版のTweetDeckをアプリ化して利用可能にする

ライフハッキング

ツイッターのタイムラインを複数の列に整理して見やすくするアプリ、TweetDeckのmacOS版が6月中に利用できなくなると報じられています。

実際にmacOSのTweetDeckを起動してみると “TweetDeck for Mac is saying goodbye” と表示され、7月からは使えなくなるとのことです。

ただしアプリ版が使えなくなるだけで、tweetdeck.twitter.comでアクセスできるブラウザ版のTweetDeckはこれからも利用可能です。

とはいえ、なにもかもがブラウザのなかにあるのはいやで、単独のアプリだから良かったのにという方も少なからずいると思います。そんな人におすすめなのが、ウェブサービスを単独のアプリのように利用できるようにする Unite です。

Uniteでウェブサービスをアプリ化する

Uniteは三本のアプリまでは無料で試すことができますので、さっそくTweetDeckで試してみます。

起動すると、このようにどのサイトをアプリ化したいのか入力するようになっています。今回の場合は https://tweetdeck.twitter.com/ と入れておきます。

下の欄はアプリの名前ですが、実際に「アプリケーション」のフォルダに追加されますので、すでに TweetDeck がインストールされているなら「TweetDeck (Web)」のように別の名前にします。

「Create Unite Application」ボタンを押すと、アプリが作成されます。見た目も動作も単独のアプリのようですが、ブラウザのタブがアプリのように振る舞っているものです。

起動すると、ログインを求められてパスワードをアプリ内に保存するかの選択が与えられます。問題はないはずですが、気になる人はそのつどログインするようにしましょう。

すると、このようにまるでネイティブのアプリであるかのように利用することができます。もっと表示が崩れたり使いにくいのかと思ったらまったくそんなことはありません。

これはもちろんTweetDeckのアプリがもとからブラウザ版に強く依存しているので当然といえば当然の結果なのですが、それでも使いやすくて笑顔になります。

もし表示が崩れていたり、フォントの大きさなどを変更したいときには環境設定から行います。ブラウザのプラグインを利用したり、ポップアップのブロック機能を利用することも可能です。

まとめ

もともとTweetDeckはその昔、Adobe AIRという、クロスプラットホームの実行環境で開発されていたもので、Web2.0の時代の変遷とともに形を変えてきました。

TweetDeckのmac版がブラウザのみになるのは時代の流れですが、それはいまのブラウザ技術の成熟でもあるわけですね。

ヘビーなツイッターユーザーはぜひ使ってみてください。

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