ファミマの「上林春松本店監修 宇治抹茶フラッペ」を飲んでみた / そのまま食う派 vs フラッペ派の戦いが起きそう

ロケットニュース24

2022年5月24日からファミマに登場した「上林春松本店監修 宇治抹茶フラッペ(320円)」。過去にTwitterでファミマのフラッペが美味いとバズっているのは見たが、そういや飲んだこと無かったぜ。

急速に暑くなってきて冷たい飲み物の魅力が増したタイミングで新作が登場と聞き、飲んでみることに。その結果……

・思ってたよりデカい

ファミマのフラッペ自体は前からあり、「黒いブラックサンダー チョコレートフラッペ(320円)」「白いブラックサンダー クッキーバニラフラッペ(320円)」などのフレーバーも販売されているそう。

ファミマにはよく行くが、ぶっちゃけ見たことが無かった。アイスのコーナーとかに無いし……と思ったら、ブロックアイスが売られているデカい冷凍庫に並んでいたもよう。ここにあったのか。ってか、デカいなオイ!


写真的に、小さいプラカップ程度の大きさだと思っていた。その辺のカップアイスよりもだいぶデカい。蓋を開けてみると、半分くらいまで抹茶アイス的なものが。いや、たぶん抹茶アイスだなこれ。


・フラッペ化

フラッペ化にあたり、まずは揉む必要があるもよう。ということで、適当に揉んで解すことに。


そして、コーヒー用のマシーンにセット。そこに「フラッペ」のボタンがあるので押す感じ。


すると……


あかんな。どうやら揉み足りなかったらしい。皆さんはしっかり揉みこんでから作って下さい。アイスは断固として固く、ミルクと交じり合うのを拒絶している。そんなに自我を保ちたいか。


・そのまま食ったらウマかった

専用のストローでザクザクやってどうにか混ぜるも、ストロー内部にアイスが入ってきてせりあがり、ボーリング調査した地層のサンプルみたいになって上から出てきてしまった。

仕方がないので試しに凍ったままのを食べてみると、ロッテ製アイス「爽」を彷彿(ほうふつ)とさせる口あたり。溶けると微妙にシャリシャリする感じが似ている。しかしフラッペにする前提での仕様だからか、抹茶風味が濃くて硬めだ

ぶっちゃけこのままで十分ウマいんだよなぁ。味が濃いところなんかは実に好みだ。もうこれで良いんじゃないか? と思ったが、それではファミマを冒涜しすぎな感じがしたので、仕上がるまで混ぜ続けることに。

揉んだりストローで突いたりすることしばし、やっとそれっぽくなってきた。これはもう完全にフラッペと言って良いだろう。オフィシャルの写真みたいにはできなかったが、あの仕上がりはたぶんミキサーとかが必要だろ。


飲んでみると、ああ、なるほどね。シャリシャリ感は健在で、混ぜたことによるエアリー感とミルクのコク。ミルクと混ざっても抹茶は香る。なかなかやるではないか

しかしフラッペ化される前の、まだコイツがアイスだったころのあの濃い味付けが魅力的なのもまた事実。「上林春松本店監修 宇治抹茶フラッペ」は間違いなく美味いが、フラッペ化するか、そのまま食うかで派閥が分かれそうな気がする。

参考リンク:ファミマ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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