タレントのデヴィ夫人が、2022年5月19日に山口県阿武町で新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を一世帯に誤送金し、返還を求めている問題について言及。役所の対応を批判した。
「彼の行く末は司法の判断に委ねられる」
デヴィ夫人はブログで今回の事件について「本来ならば、役所が一番最初にすることは警察と一緒に山口銀行に行って、彼の口座を凍結することでは なかっただろうか」と指摘。口座の凍結により、4630万円全額の横領を防げた可能性について触れ、「あってはならぬ誤振込、その後のお粗末な阿武町の愚行為」と役所の対応を批判した。
また、デヴィ夫人は逮捕された男についても、小学校の卒業文集の「もしも地球最後の日がきたら」という質問に「持ち金をつかいはたす」と書いていたことに触れ、「コロナ禍で生活に困窮する463世帯の、一世帯あたり 10万円の国の給付金を誤振込によってを持ち逃げする騒動の主役になるとは何とも皮肉である」と苦言。
現在、男が世間を騒がせ、名前も晒されていることから「この先就職して返済できるとは 到底思えない」と指摘し、「逮捕はされたが、もし彼が嘘をつき、お金を隠している場合でも、パスワード等が開示されない限り、望みはない」と懸念。「お金の回収も 見込めない今、彼の行く末は司法の判断に委ねられる」とつづっていた。