株式会社フォースメディアは、2.5GbE×2ポートを搭載し、ファンレスの横置き筐体を採用した台湾QNAP Systemsの2ベイNAS「HS-264」を5月13日に発売した。価格はオープン。
CPUにIntel Celeron N5105（クアッドコア、2GHz）、メモリはDDR4 8GB（拡張非対応）を搭載。Intel UHD Graphics 600によるデュアルチャネルの4K H.264ハードウェアデコーディングおよびリアルタイムトランスコーディングに対応する。
高速な画像認識が可能なIntel OpenVINO AIエンジンにも対応し、写真管理アプリ「QuMagie」における画像認識や分類を高速化できる。
筐体はファンレスかつ低振動設計で、静音性と冷却性能に優れるという。騒音レベルは、SSD使用時で0dBA、HDD使用時で23.1dBAとしている。
インターフェースに2.5GbE×2ポートを搭載し、ポートトランキングにより最大5Gbpsで通信可能。また、4K/60Hzの映像出力が可能なHDMI 2.0b×2も装備し、コンテンツ再生アプリ「HybridDesk Station」と、「RM-IR004リモートコントローラー」（別売り）やAndroid/iOS用リモコンアプリ「Qremote」で、ホームシアターのようにも利用できる。
また、ディスプレイとキーボード、マウスを接続することで、PCとしても利用でき、Google ChromeやFirefoxによりウェブブラウジングなどが可能。
NAS用OS「QTS 5.0」の採用によりスナップショットも利用でき、システムとデータのバックアップおよび復元が可能。リモートアクセス機能「myQNAPcloud」にも対応し、外部からもNASのデータにアクセス可能だ。
本体にはUSB 3.2 Gen.2×2も搭載する。サイズは302×220×41㎜（幅×奥行×高さ）。重量は1.56㎏。
