【怒涛】進撃のペヤング、今年早くも16個目の新作「バター醬油やきそば」を発売してしまう / ペヤング2022ランキング(暫定)も発表します

ロケットニュース24

2022年、ペヤングの勢いが止まらない。1月17日に発売された「明太シーフード唐辛子マヨやきそば」を皮切りに、気付けば今年の新商品は早くも16作目。全盛期のtrfやL’Arc-en-Cielをも凌ぐペースで新作を展開しまくっている。

2022年5月16日から発売開始となった最新作は『バター醬油やきそば(税別205円)』であるが、果たしてその実力はいかに? 当サイトでお伝えし切れていなかった「にんにく味噌やきそば」及び「蕎麦風わさび味」と共にご報告したい。

・進撃のペヤング

別にペヤングの肩を持つわけではないのだが、今年のペヤングはかなり頑張っている……と思う。というのも、手数の多さもさることながら、味も「うまいやん!」という商品が少なくないからだ。

特に「野菜MIXやきそば」「にんにく明太子味やきそば」「わさび醬油味やきそば」あたりは、さほどペヤングがお好きでない方にも「おいしいよ!」と自信を持ってオススメできる。2022年だけの打率に関しては「首位打者争いレベル」と言っていいのではなかろうか?

そういう意味で、最新作『バター醬油やきそば』にかかる期待は大きい。言うまでもなくバターと醬油のコンビネーションは鉄板だから、高確率でウマいハズ。進撃のペヤングは留まるところを知らない……と信じたい。

・期待のバター醬油

さて『ペヤング バター醬油やきそば』は、バターと醤油の風味に加え、具はシイタケ、アスパラガス、ニンジン、ネギ、きざみのりを用意。いずれもバター醤油とは相性のいい鉄壁の布陣と言えるだろう。これは期待してもよさそうだ。


……が。


ここで結論を申し上げてしまうと『ペヤング バター醬油やきそば』は「悪くないけどそこまでウマいわけでもない」という残念な結果となってしまった。個人的には先述した3つの商品の方が遥かにウマいと感じた次第だ。

理由はバター醤油の風味が強すぎて、味に締まりがなかったこと。一口目は確かに美味しいが、二口目以降はややピークが下がる印象だ。七味唐辛子などで目先を変えられれば、また違った評価になったかもしれない。ただ決して悪いワケではないから悪しからず。

で、ここからは当サイトでご紹介しそびれていた「蕎麦風わさび味」と「にんにく味噌」についても軽く触れておきたい。どちらもGW期間中のため買いそびれていた商品であるが、そのお味はというと……。

・ペヤング蕎麦風わさび味

蕎麦粉を一切使用していない「蕎麦風めん」のわさび味。「わさび醬油味やきそば」が激ウマだっただけに期待していたが、ちょっとわさびが強烈すぎる! 唐辛子の辛さとはまた違った方向性の辛さのため「これを食べ切れる人が何人いるのか?」と感じずにはいられなかった。ちょい残念。

・ペヤングにんにく味噌やきそば

さほど期待していなかったが、今回ご紹介した3つの中では1番ウマい! 平たく言うと「サッポロ一番 味噌ラーメン」のような味わいで、安定感はピカイチだ。ネーミング的にバカ売れする気配はないものの、味はしっかりしている。結構オススメ。

以上、今年は合計15種類(1種類食べ漏れあり)のペヤングを食べて来たが、現段階での「ペヤングランキング2022」を発表したい。あくまで暫定の順位なので、参考程度に眺めていただければ幸いだ。


第1位: わさび醬油味やきそば


第2位:野菜MIXやきそば


第3位: にんにく明太子味やきそば


今回最も美味しかった「にんにく味噌やきそば」が「5~6位かな~?」といった感じだ。おそらく “進撃のペヤング” はまだまだ続くので、また折を見てランキングを更新してご報告したい。

というわけで、怒涛の新商品ラッシュが続く2022年のペヤング。惜しいのはあまり多くの店で扱われていないことであるが、それもいずれ解消する……と信じている。今年のペヤングは “大健闘中” と申し上げておこう。

参考リンク:ペヤング公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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