Twitterがサードパーティツールを集めた専用サイトをオープンするなど、これまでとは方針を一転させ、サードパーティとの協調関係を模索している。
サービスイン当初はサードパーティツールを歓迎する方針を打ち出し、個性豊かなクライアントアプリがユーザーの増加につながったと言われるTwitterだったが、ここ数年は新APIへの導入にともなってクライアントアプリを実質締め出すなどしてきた。ところが最近になって「Toolbox」なるページを立ち上げ、サードパーティ製アプリを積極的に宣伝する方向に転じている。これらはツイートの分析やフォロワーの一括検索、自動ミュートなどウェブ版に組み込んで使うアドオンで、長期的に見ると野良アプリを一旦締め出したのち、新APIを用いた安全性の高いツールを自社ページから配信するというロードマップのようだが、ここ数年同社に振り回されていたアプリ開発者が、こうした方針を歓迎するかは定かではない。なお、前述のToolboxは英語版であり、フィルタリングツールなどは日本語で機能しないこともあるが、アプリ自体はすでに利用できる。