ヘッド部を取り外してハンディプリンターとしても使えるインクジェットプリンターがKickstarterに登場し、人気を博している。
「Print X」と名付けられたこの製品は、外観は一般的なA4対応のインクジェットプリンターながら、ヘッドを含むブロックを取り外すことで、封筒や木材、布などさまざまな対象物の表面にダイレクトに印刷できるハンディプリンターにもなる仕組み。印刷機能をこのヘッド部のブロックに集約させていることからボディはスリムで、設置に最小限のスペースしか必要としないことも特徴だ。このブロックは、オプションと合体させることでラベルプリンターとしての利用にも対応予定とのことで、プロジェクト主は家族みんなで使うのに最適なプリンターであるとアピールしている。Kickstarterでは登場直後から注目を集め、目標額を1日でクリア。〆切まで数日を残して目標額の30倍以上もの支援を集めている。このほか、SDKを用いることで3Dプリンターとしての利用を想定していたりと、発売前から風呂敷を広げすぎている印象はあるものの、実現すれば画期的な製品であることは間違いなく、注目度の高さも納得だ。興味のある人はリンク先の動画をチェックしてほしい。