【A】通信速度を計測できるサービスを利用しましょう
通信速度を調べるサービスはいくつかありますが、もっとも手軽なのはGoogleの「インターネット速度テスト」を利用する方法でしょう。
Google検索で「スピードテスト」をキーワードとして検索を行うと、検索画面の一番上に「インターネット接続テスト」の項目が表示されます。
ここにある「速度テストを実行」をクリックすると、画面上にスピードメーターが現れ、ダウンロードとアップロードのそれぞれの通信速度が計測され、結果が表示されます。
「Speedtest.net」も通信速度を計測する際に便利なサービスです。
こちらは通信速度の計測に利用するサーバーを選択することが可能で、日本のものだけでなく、世界各地のサーバーを選択することができます。Ping値も調べられるため、海外のサーバーに接続した際の遅延を知りたいといった場面でも役立ちます。
スマートフォンアプリで通信速度を計測
AndroidやiOS向けに、通信速度を計測するためのアプリも多数存在しています。
その1つであるiOS用の「スピードテスト-Speed Test Master」は、ダウンロードとアップロードのそれぞれで速度を計測できるのはもちろん、Ping値なども確認することができます。また、過去の履歴を参照する機能も用意されています。
例えば、YouTubeの動画がスムーズに再生されなくなったなどといったトラブルが発生したとき、必要十分な通信速度が出ていればネットワーク以外に原因があると判断できるなど、こうしたサービスやツールはトラブルシューティングにも役立ちます。ぜひ使い方を覚えておきましょう。
なお、Ping値については『トラブル編 第11回』、YouTubeで必要な帯域については『トラブル編 第9回』や『トラブル編 第12回』でも詳しく解説しているので参考にしてください。