大阪由来のアバターで行きたくなりますココ。
メタバースと呼ばれるサービスの1つ、VRChatには、ユーザーが作り上げた数万もの(いや、10万の大台のったっけ?)ワールドがあります。ファンタジーからSF的、リアルおうちを再現したものもあれば、知る人ぞ知る最先端clubのようなワールドまで十人十色で千差万別。VRChatはVRのチャットアプリ=コミュニケーションアプリではあるものの、ツーリング気分であちこち巡って写真を撮るのもまた楽しいアプリなんですよ。
そのなかには現実世界をモチーフとしたワールドもあります。VRChat関西部が作り上げた「【JP】Virtual Dotonbori in OSAKA」もそう。ご存知の方であれば、ひと目でわかるでしょう。そうですここは大阪ミナミの戎橋、道頓堀と呼ばれるエリアをバーチャル化したワールドなのです。
ごった煮感がまさに大阪
Googleストリートビューと比較してみましょう。橋のサイズ感やビルの形状だけじゃない。看板なども極めて精度が高すぎだと思いませんか。
グリコはクリコ。かに道楽はかに道。がんこ寿司はかんこ寿司。大阪のギャグ・パロディー文化を仮想空間にもってくると、こんなにもHi-Fiを攻めていくのかと胸が熱くなります。大丈夫なのでしょうか。
自転車は倒れているし、カゴにはゴミが入っているあたりもリアル大阪っぽい。なんだか焦げるソースの匂いも漂ってる気がしてきました。
よくよく見ていくと、VRChatユーザーやコミュニティの看板が立ち並び、さらにはおもしろ陶磁器メーカーや、イヤホンメーカーの看板まで掲げられています。このごった煮感も、大阪に来たって気がしてくるポイントです。
自治体や観光業界がVRツーリズムに注目している昨今ですが、すでに旅行感覚を味わえるワールドはたくさんあります。見学がてら、自宅からVRヘッドセットをかぶってひとっ旅してみてはいかがでしょうか。なお「【JP】Virtual Dotonbori in OSAKA」にログインするには、PC環境が必要になります。
Source: VRChat