カムカム、衝撃事実知ったるい・深津絵里が「沈黙」 「表情だけで全てを悟らせる演技」視聴者絶賛

J-CASTニュース

   2022年4月5日放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)で、2代目ヒロイン・大月るいを演じる俳優・深津絵里さんの演技の秀逸さがインターネット上で話題を呼んだ。


  • 深津絵里さん(写真:Visual Press Agency/アフロ)


  • 劇中、ラジオでアニー(森山良子さん)の声を聞くるい(深津絵里さん)。NHK「カムカムエヴリバディ」のツイッター(@asadora_bk_nhk)より

ラジオで「アニー=安子」が判明

   俳優の上白石萌音さん、深津さん、川栄李奈さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。

   ※以下ネタバレを含みます。

   5日の放送では、歌手の森山良子さん演じるアニー・ヒラカワが晩年の初代ヒロイン・安子であること、つまりるいの母親であることが判明する。

   3代目ヒロインの大月ひなた(川栄さん)が聞き入る生放送のラジオ番組に出演したアニー。パーソナリティーを務める磯村吟(浜村淳さん)から、人生で初めて見た映画は何かと問われると、1939年公開の名作「風と共に去りぬ」だと英語で明かすが、その後磯村から同年公開の時代劇映画「棗黍之丞(なつめ・きびのじょう) 仁義剣」は見たか尋ねられると、黙り込んでしまう。

   沈黙するアニーに対し、磯村が何度か呼びかけると、アニーは「見ました」「…のちに、夫になる人と」と突如日本語で返答し、自身が日本で生まれ育ったことや夫が出征し帰らぬ人となったことなど、堰を切ったように独白する。「棗黍之丞」は、安子が最愛の夫・稔(「SixTONES」松村北斗さん)と見た大切な作品だったのだ。

   最初こそ話半分で聞いていたるいだが、アニーが安子であることを察しだすと流れるラジオを見つめ続ける。ラジオで「るい」とアニーに名前を呼ばれ、目に涙を浮かべるるい。途中、過去の回想やひなたの表情などが映し出されつつ、約5分間にわたるアニーの独白を聞き入った。

   こうしたセリフなしの深津さんの演技に対し、視聴者からは「演出も深津絵里さんの演技も秀逸だった。固唾を飲んで見せていただきました」「深津絵里の表情だけで全てを悟らせる演技には震えたし泣けた」「安子がラジオから『るい』と呼びかけた時の、深津絵里さんの演技がただただ凄かった 彼女がるいで本当によかった」「深津絵里さんの演技素晴らしすぎる…数分間なにも喋らずただ映ってるだけの演技、素晴らしすぎる…」などと絶賛する声があがっている。

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