【ブチギレ】水風呂はプールじゃねェェェエエエ! サウナーが水風呂で出会った迷惑オヤジ4選

ロケットニュース24

銭湯の片隅にある水風呂。大体は2~3人でいっぱいくらいの広さなので分かると思うがあれは別に泳ぐためにあるわけではない。その役割はサウナのクールダウン。「サウナ室 → 水風呂 → 外気浴」のトライアングルを回るサウナーにとって、粛々とした準備の場と言っても過言ではない。

一方で、最も荒れることが多いのも水風呂だ。週一で都内のサウナに通っている私(中澤)は、水風呂でマナーが悪い人とエンカウントすることが非常に多いのである

・水風呂の正しい用途

前述の通り、サウナーにとっての準備の場と言える水風呂。文字通り「風呂」であり、浸かって水の冷たさに体を慣らすのが正しい用途である。冷たさに肌が慣れることにより外気浴が寒くなくなるのだ。

また、水風呂に入る際は、サウナ室での汗はシャワーで流し、タオルで拭いておくのがマナー。私が行っている銭湯の水風呂のところにある説明プレートにも「サウナのクールダウン」という用途と、「水が汚れるためシャワーで汗を流して拭いてから入ってね」的なことが書かれている

まあ、水風呂はみんなのものなので用途はさて置き、マナーに関しては公衆浴場な上に、水風呂は狭いから大事だ。他の人のことを考えたら、読まなくても守ってしまうような最低限のルールだし、現にほとんどの人がマナーにのっとって使っている。

しかし、行儀よく水風呂に入る人たちをペンギンとするなら、たまにヒョウアザラシみたいなマナー外の存在に出会うのが水風呂の恐ろしさ。

・水風呂迷惑オヤジその1「鳩の水浴びオヤジ」

サウナを出るやバッシャバッシャと水風呂に入ってきたこのオヤジ。さらには、わしゃしゃーっと音を立てんばかりに顔を洗い出した。水風呂は汗を洗い流す場所じゃねェェェエエエ

その荒ぶる入浴はあたかも鳩が水浴びをしているかのようであった。風呂の中で限界まで離れたが、それでも定員2人の風呂に隣同士。本当に勘弁して欲しい。


・水風呂迷惑オヤジその2「足ちゃぷちゃぷオヤジ」

水風呂が満員だったので、順番待ちをしていた時のこと。入っていたオヤジがヘリに腰かけて、足をちゃぷちゃぷし始めたではないか! いや、水風呂でその入り方ある!? しかも、順番待ちの人(私)がいるのに!!

露天風呂じゃあるまいし、浸かる気がないのに出ない理由も分からない。そんなの寒いだけじゃないのか? 正直、迷惑オヤジの中でも最も奇行種だったのがこのオヤジだ。


・水風呂迷惑オヤジその3「潜水オヤジ」

入らないオヤジがいるかと思えば、入りすぎるオヤジがいるのも水風呂だ。私が水風呂に入ろうとしたところ、水面下にオヤジがいた。頭の上までとっぷりと浸かっている……!

もちろん、そこまでの深さはないため、寝そべるような姿勢での無茶な潜水だ。何がオヤジをそこまでさせるのか? 1つだけ言えることは1人で占領するなということである。


・水風呂迷惑オヤジその4「しぶきオヤジ」

1番多いのがこれ。水風呂の真ん前で水をバッシャバッシャかぶる迷惑オヤジである。水風呂に入ってる人の顔の位置を考えて欲しい。真ん前でバッシャバッシャやられるとそのしぶきが顔に飛んでくるのだ。

しかも、このオヤジの場合、順番待ちの間、水風呂の替わりに水をかぶっているパターンもある。そうなると、自分が出るまで常に顔面でオヤジのしぶきを受けることにもなりかねない。頼むからシャワーを使ってください。


──以上、衝撃的だった4例を紹介させていただいた。狭くて順番待ちになることも多い水風呂は譲り合いが必要な場所である。にもかかわらず、逆に傍若無人なふるまいをする人が湧くのはなぜなのだろうか。しかも、ビックリするくらい全員オヤジである

ひょっとしたら、狭いからこそ周りが見えていない人が目立つのかもしれない。それは水風呂ですべきことなのか? 水風呂迷惑オヤジたちには今一度自分を見つめ直してもらいたい。

執筆:中澤星児
イラスト:中澤星児

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