フォルクスワーゲン、約8600億円投じ北米のEVシフト推進–2030年までに新EVを25モデル

CNET Japan

 Volkswagen(VW)の米国子会社Volkswagen of Americaは、今後5年間で71億ドル(約8631億円)を投資し、北米の生産体制や開発体制を強化すると発表した。

 特に、電気自動車(EV)シフトを推進するとしており、2030年までに25モデル以上のバッテリーEV(BEV)を新たに販売する計画。これと並行する形でエンジン車を減らし、2030年時点のBEV販売比率55%を目指す。そして、2030年代の初めには、一部の必要とされるモデルを除き、エンジン車の販売を終えたいとしている。

 同時に、需要の高まるEV用バッテリーセルの開発、生産も北米で強化していく。たとえば、2022年5月にはテネシー州チャタヌーガでBattery Engineering Lab(BEL)の運営を開始し、北米向けEV用バッテリーの試験などを実施する。

 そのほかには、北米の消費者に特化したソフトウェアおよびデジタルソリューションの開発にも取り組む。

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