シーブリーズのフタが「進化してる」 液漏れの悲劇なくなった?15年ぶり改良の狙いとは

J-CASTニュース

   液体タイプの制汗剤「シーブリーズ デオ&ウォーター」のキャップの進化が話題になっている。

   インターネット上ではこれまで、持ち運ぶ際に意図せずふたが開いてしまい、荷物やカバンに匂いがついてしまったという声も少なくなかった。しかし現在は、カバンの中などで開きにくい「改良キャップ」になっている。

   J-CASTニュースは2022年3月15日、「シーブリーズ」シリーズを販売するファイントゥデイ資生堂(東京都港区)に詳しい改良点を取材した。


  • リニューアルした「シーブリーズ デオ&ウォーター」(医薬部外品)


  • 旧デザインの「シーブリーズ デオ&ウォーター」


  • キャップの変化(画像提供:ファイントゥデイ資生堂)

カラフルな筒状の容器、過去にはキャップ交換も流行

   シーブリーズは生薬カンフル・ハッカ油・ユーカリ油などを配合したもので、1902年にアメリカで誕生した。日本では1969年から販売されるようになり、1996年にデオドラント機能を持つ「デオ&ウォーター」タイプが発売された。

   2007年、10代の日常シーンに向けてリニューアルし、カラフルな筒状の容器に蓋がついたものとなった。15年には、男女が色違いのキャップを交換するCMが放映され、若者の間で流行。当時のふたにはストッパーなどがなく、カバンの中で開いてしまうことがあった。

   ファイントゥデイ資生堂は22年2月上旬、リニューアルした「シーブリーズ デオ&ウォーター」を発売した。パッケージは、購買層である中高生のトレンドに合わせ、パステルカラーを用いたシンプルなデザインに変更。これを機に、ふたも一新した。

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