Valveは、同社の小型ゲーム機「Steam Deck」向けに、Windowsドライバの提供を開始した。
提供が始まったのは、GPU、Wi-Fi、Bluetoothのドライバ。オーディオドライバについては現在開発中のため、スピーカーおよび3.5mmオーディオジャックが利用できない。USB Type-CおよびBluetooth経由での音声出力は行なえる。
なお、Steam Deck自体はマルチブートによる複数OS導入に対応しているが、現時点ではフルインストールかつWindows 10のみをサポートする。Windows 11については、まだインストールできないが、fTPM対応BIOSを準備しており、近日中にリリースする予定だとしている。
また、不具合が発生した場合は、リカバリー手順に従ってSteamOSへ復元してほしいとしている。
Steam Deckは、Zen 2+RDNA 2ベースのAPUや16GB LPDDR5メモリなどを搭載するゲーム機。標準ではValveの提供するSteamOSが導入され、PC向けゲームがプレイできる。
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