Microsoftがクラウドサービスの競争を阻害しているとして独占禁止法違反でOVHcloudから訴えられる

GIGAZINE



クラウドコンピューティングサービス市場において、Microsoftが独占的地位を乱用し、競争を阻害しているとして、同業であるOVHcloudを提供しているOVH Groupe SASから訴えられていたことがわかりました。

Microsoft Faces Antitrust Complaint in Europe About Its Cloud Services – WSJ
https://www.wsj.com/articles/microsoft-faces-antitrust-complaint-in-europe-about-its-cloud-services-11647463334


Microsoft Office faces antitrust scrutiny in Europe – Protocol
https://www.protocol.com/bulletins/microsoft-cloud-antitrust-europe

ニュースサイト・ウォールストリートジャーナルによれば、訴状は2021年夏にOVH Groupe SASから欧州委員会に提出されたものだとのこと。

訴状を提出したOVH Groupe SASによると、MicrosoftはOffice製品のライセンス供与を行うことでAzure Cloudを競合他社より安く利用できるようにしているとのこと。OVH Groupe SASの広報担当者は、「Microsoftはクラウドコンピューティング市場における独占的な地位を乱用し、公正な競争を損ない、消費者の選択肢を制限しています」と述べています。

なお、Microsoftのクラウド市場での「非競争的行為」については、2020年にSlackがMicrosoft TeamsとOfficeのバンドルを独占禁止法違反であるとしてEUに申し立てを行っているほか、オンラインストレージソフトウェアのNextCloudをはじめとした企業連合もWindows 10・Windows 11でMicrosoftアカウントの利用を促しOneDriveを使わせようとしているのは支配的な地位を乱用した非競争的行為であると主張しています。

EUの企業連合が「MicrosoftがWindowsとバンドルでOneDriveを提供しているのは反競争的」と苦情を申し立てる – GIGAZINE


ウォールストリートジャーナルによると、Microsoftは「パートナーをサポートし、他のクラウドサービスプロバイダーを含むすべての環境でMicrosoftのソフトウェアを顧客に提供するため、どのような方法が最適かを継続的に評価しています」と述べているとのことです。

Microsoftのクラウドサービス「Microsoft Azure」は、新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの拡大を受ける形で、2019年から2020年の間に利用率が775%増加しています。

Microsoft Azureの利用率が775%も増加したことが明らかに – GIGAZINE


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