HDDの故障率データのレポートを定期的に発表していることで知られる米Backblazeが、初となるSSDの故障率データのレポートを発表した。
同社はメーカー別および型番別のHDD故障率のレポートを四半期ごとおよび年次で発表しているが、SSDについて単独でレポートを発表するのは今回が初めて。調査対象のSSDの台数は2200台と決して多くはなく、また、母数が少ないにも関わらず故障に見舞われた特定のモデルは故障率が43.22％という異常な値を叩き出しているが、今後レポートが版を重ねることによって平準化されるとみられる。これまで同社が発表するHDDの故障率レポートを製品購入時の参考にしていた人は多いだろうが、今後はこちらのSSDのレポートについてもチェック対象に加えておいたほうがよさそうだ。なお、このSSDを対象としたレポートは、当面は年2回のペースで更新されることが予告されている。