爆速Chrome! Mac上でSafariよりも速くなる!

GIZMODO

速いは正義。

GoogleのウェブブラウザChromeが、性能スピードで新たなマイルストーンを打ち出したとお祝いブログを公開しています。Mac版Chromeの最新バージョンM99が、ブラウザベンチマークで史上最高スコアを記録しました。

ブラウザレスポンスを測定するSpeedometerのベンチマークで、今回Chromeが打ち出したのはスコア300。300は全ブラウザ間での最高得点だそう。どれほど速いかというと、Mac上でもAppleブラウザのSafariよりも速いくらい。Chrome M99は、Safariの最新版よりも全体で7%速く、グラフィック性能だけだと15%も速い結果に。Chrome間の比較だと、2020年後半にM1 Macに対応した時のChromeよりも48%も速くなっているんです。つまり、17ヶ月で48%の高速化を達成したということに!

スピードアップの鍵は、ビルド最適化技術ThinLTOの有効化、V8 JavaScriptコンパイラのSparkplug、V8 JavaScriptエンジンが生成されたコードのメモリ内配置を最適化するのに使うショートビルトインコールなどだそうです。…おう。その界隈の人にはなるほどねぇと思っていただくとして、MacでChromeユーザーの私はサイコーありがと助かります!の感謝でいっぱいです。

ちなみに、MacだけでなくAndroid上でもがんばってますよ。昨年のベンチマークでは、Android上でのChrome起動タイムが13%減。ここまでくると、体感的には一瞬なのかもしれませんが、もっと直感的にインターネットを使っていくためには速さは正義なのです。

Source: Chromium Blog