橋下徹氏、国家間の戦争を語るにはまず殴り合いの喧嘩をしてからという自説を展開

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ウクライナ危機をめぐる発言が、いろんな界隈からつっこまれまくっている橋下徹氏。今度は、国家間の戦争を語るにはまず殴り合いの喧嘩をしてからという独自の主張を展開しました。

これに対しては、「喧嘩で戦争語る人って」「リアリティがない」「喧嘩と戦争を同列で扱うなんて」さまざまな反応が。

橋下氏の一連の議論は、ウクライナの方からはちょっと理解しがたい論法のようです。ウクライナ人でなくても理解しがたいですが。

今朝の報道番組でも橋下氏は重大な発言を重ねています。

防衛研究所・山添博史氏は3月2日の文春オンラインのインタビューで、

中でも一番危険なのは、「ウクライナは早く降伏するべき」といった言説です。ロシアにも理由はあるんだし、ロシアに逆らっても仕方ない、キエフはどうせ落ちるんだから、といったような、早期降伏論が日本で有力になってしまうと、それは日本自身の次の危機に利用されます。

と予見を述べています。

政界は引退した橋下氏ですが、その影響力は一般人のそれとは比較になりません。特に現役維新の会の人たちは対応に苦慮しそうです。

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