お茶漬けは、熱いお茶に限らず冷たい麦茶で作ってもおいしい。
そのうえ夏の味がして、食べると子供の頃の夏休みの気分になってしまう私の話を聞いてください。仮にイヤだと思っても、お願いですから聞いてください。
麦茶のお茶漬けの思い出
ここでまず、お茶漬けの作り方をおさらいしておきたい。
まず、普通のお茶漬けの場合は…
一方、麦茶のお茶漬けの場合は…
熱湯を使わないので子供にも簡単かつ安全につくることができる。
そのため私は、小学生の頃から夏休みの昼食によく作って食べており、他のみんなも当たり前にやっていると思っていた。
しかし「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングにゲストで出たアン・ルイスが「麦茶でお茶漬けを食べる」と発言し、タモリと観客一同からブーイングめいた反応を受けているのを観て、これが一般的な食べ方ではないと知ったのだ。
それでも私は子供心にアン・ルイスは正しいと思い、彼女を応援する意味で「六本木心中」のレコードを買ったのである。買ってないが。
食べましょう
それでは麦茶のお茶漬けをいただきましょう。
冷たい麦茶をかけるからといって、冷たいお茶漬けになるわけではなく、ご飯の熱と、冷たい麦茶でぬるいお茶漬けになる。そのため猫舌の人にも食べやすい。
あっさりしているところへ、ほどよい塩分のキュウリの漬物を添えれば真夏の食事に最強の組み合わせとなるのである。
夏休みといえば麦茶のお茶漬けをよく食べていたので、今でも食べると季節を問わずあの頃の夏を思い出してしまうようになったのだ。
麦茶のお茶漬けを食べたことのない人も、食べると案外子供の頃の夏を思い出すかもしれないので、ぜひ食べて感想をきかせてください。
一般的な食べ方ではないとはいえ、私以外にも同じように好んで麦茶のお茶漬けを食べている人は意外と多いのではないか?そして、その人たちは私同様、麦茶のお茶漬けを食べてあの頃の夏を思い出しているのではないか?
たとえ他に誰もわかってくれなくても、アン・ルイスの息子の美勇士だけは絶対に分かってくれると信じている。
美勇士さん、どうですか?