株式会社マネーフォワードは、クラウド確定申告ソフト「マネーフォワード クラウド確定申告」において、ふるさと納税の申告が簡単に行える機能を追加した。ふるさと納税を行った自治体が発行する受領書の添付や金額の入力は不要となり、XMLファイルをアップロードするだけでこれらが自動的に入力される。
これまで、ふるさと納税の寄付を控除対象にするためには、各自治体が発行する「寄附金の受領書」を確定申告の書類に添付する必要があった。今回の機能追加では、XML形式の「寄附金控除に関する証明書」をアップロードすることで、寄付をした年月日、寄付先の名称、寄付額が自動的に「マネーフォワード クラウド確定申告」に入力される。
この寄附金控除に関する証明書とは、国税庁が指定したふるさと納税ポータルサイトが発行しているもので、2021年分の確定申告から取り扱いが開始された。
マネーフォワードが行なった調査によると、「ふるさと納税を利用していますか?」との質問において、「ふるさと納税を知っていて、利用している」が80.4%に上ったという。一方、「ふるさと納税は知っているが、利用したことはない」は19.4%、「ふるさと納税を知らない」は0.2%だった。
調査は、「マネーフォワード ME」の利用者を対象に2021年7月21日~7月27日、マネーフォワードがインターネットで行った。回答数は3908。