呆れた体たらくの立憲民主党:共産党に怒られ一夜にして公党同士の協議を反故に

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こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

立民、「共産外し」枠組みを撤回し謝罪 朝令暮改批判がブーメランに
https://www.sankei.com/article/20220215-O7RLD3YT2VORVKQ3K75C7YNOYQ/

国会で呆れた珍事件が起こっておりますので、今日はこれについて筆を執ります。関係者一同は怒り心頭です。

昨日、立憲・維新・国民・無所属「有志の会」で国対委員長代理会談が開かれ、今後は定期的な「情報交換」を行っていくことを確認しました。

国会というのは慣習上、野党第一党が野党チームのリーダー(筆頭)となって与党側との交渉窓口を担います。そのため、なかなかこれまで連携が取れてこなかった維新や無所属会派との関係を構築するのは前向きなことです。

ところが、これに猛反発したのが共産党。

立憲、維新など野党4党派の枠組み新設、外された共産は猛反発
https://mainichi.jp/articles/20220214/k00/00m/010/336000c

維新を「与党の補完勢力」と位置づけた上で「野党の基本姿勢に関わる問題だ。共産を外し、維新を野党として扱う形になれば、野党の立場が根本から問われる」と強い不快感を示した。

上記のように共産党は維新を「野党」という定義に入れること自体に反対しており、これまでも野党国対という枠組みに入れてもらえませんでした。

ご主張は自由なれど、連立を組んでない維新は外形上どう見ても野党なので、共産党の主張は完全な言いがかりです。

繰り返しになりますが、野党第一党の立憲民主党は曲がりなりにも交渉窓口を担う「野党のリーダー」ですから、本来はすべての会派と交渉チャネルを開いておかなければなりません。

なので、こういう極端な主張をする共産党は別の形で連携し、維新などと新たな交渉テーブルを作っておくというのは特段におかしなことではありません。

ところが冒頭のニュースの通り、共産党や一部の支持者からの猛烈な反発を受けて、一夜にして立憲民主党は協議内容を撤回。ベタオリで共産党に平謝りして媚びるという体たらくを披露しました。

開いた口が塞がらないとはこのことで、立憲民主党は多様な意見を持つ会派との情報交換・建設的な連携を否定し、選挙目当てで共産党とともに歩むことを選択したわけです。

この一連の経緯について、当事者の一人である福島議員(無所属会派)がブログを書いているのでぜひご一読いただいたいです。そのとおりということばかりですべて引用したいくらいですが、一部を抜粋します。

言い出しっぺは私であることになっているので経緯を書き残しておく

そもそも、国会対策は、仲のいい人だけで話をしていても何も始まらない。さまざまな立場の党同士での腹の探り合い、情報交換をしてこそ、国会対応が可能となる。(中略)

だから、「外された」と騒ぐ共産党も、まったくの筋違いだ。各党・各会派は、さまざまなルートを通じて情報交換したりしているわけだから、よその党に「あの党と付き合ってはいけない」などと言う筋合いはない。教室で他の女の子としゃべっただけで「浮気したな!」と騒ぐくらいの、ウブな話だ。今回、4つの各党・会派の国対委員長代理が会ったからと言って、国会で共同歩調することなどは初めから、ない。とりまとめ役の立憲民主党は、堂々とそう説明すればいいだけだ。

>いいだしっぺから見ると、今の野党の国会対応の状況はバカバカしくて見ていられない。与党側は、あまりにもチョロくて笑いが止まらないだろう。とりわけ、ちょっとした報道と、それに対するネットの反応で右往左往する立憲民主党は、末期的な状態であると言わざるを得ない。国会対応に対する腰の据わった戦略がないから、こうなるのだろう。あまりにもウブで、国会での闘争に向いていないのではないか。野党第一党としての議席を持っているのだから、もっとしっかりと与党と対峙してほしい。

※上記記事より抜粋、強調筆者

まさに「バカバカしくて見ていられない」の一言に尽きる顛末です。野党第一党が国民ではなく、共産党や一部の支援者の反応だけを見て政治をやっているのですから、与党に緊張感など生まれるはずもありません。

国対委員長が主導したことを、翌日には代表が撤回して謝罪。もはや内部崩壊状態で、組織としての体もなしていない立憲民主党には、早急に野党第一党の座を明け渡していただかなければなりません。

心ある議員たちとは是々非々で連携を図りながら、今後も国会では建設的な議論に邁進をしてまいります。

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動画でもコメントしました。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年2月15日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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