IT系のウェブメディア「エンガジェット日本版」と「TechCrunch Japan」が、3月31日をもって更新を停止することを発表した。
運営元のBoundless株式会社によると、停止の理由は「米国本社のグローバル戦略」に伴うものとされており、更新停止から約1カ月後の5月1日をもってサイトを閉鎖。以降は米国版の「Engadget」と「TechCrunch」にそれぞれリダイレクトするとしている。「エンガジェット日本版」は2005年、「TechCrunch Japan」は2006年にオープンしており、20年持たなかったことになる。ネットでは新しい記事が読めなくなることを惜しむ声に加えて、サイトの閉鎖によって貴重な過去記事が消えてしまうことを悲しむ声も多い。これからサイト閉鎖までの間、過去記事のアーカイブについての議論が続くとともに、有志による具体的な活動が行われる可能性もありそうだ。