1万7千円でWi-Fi 6×メッシュの「Aterm WX5400HP」などルーター3モデル、NECプラットフォームズが発売 

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 NECプラットフォームズ株式会社は、「Aterm」シリーズのWi-Fi 6ルーター3製品を2月10日に発売する。市場想定価格は「Aterm WX5400HP」が1万7000円前後、「Aterm WX3000HP2」が1万3000円前後、「Aterm WX1500HP」が8000円前後。

 このうち最上位となるWX5400HPは、最大通信速度が4804Mbps(5GHz帯接続時)または574Mbps(2.4GHz帯接続時)で、160MHz幅での通信に対応し、1台の子機と最大2402Mbpsで接続できる。同社の対応製品同士でメッシュネットワークを構成できる「メッシュ中継」の機能に、同社のWi-Fi 6ルーターとしては初めて対応したのも特長。

「Aterm WX5400HP」

 トレンドマイクロの技術を採用したセキュリティ機能「ホームネットワークセキュリティ」を搭載しており、最大90日間無料で利用できるほか、有償ライセンス(月額500円)を購入すれば継続利用も可能。同機能は他社ルーターにも搭載されているが、機能強化された最新版を採用しているという。

 このほか、スマートフォンなどからインターネット経由で自宅LANの管理や設定が行える「ホームネットワークリンク」が利用可能。さらに、Wi-Fi子機ごとに通信を優先設定できる「QoS」の機能も装備する。

 3直交の多重偏波で3方向へ立体的に電波を放射する従来技術を強化した「ワイドレンジアンテナPLUS」も採用しており、全方向から安定した高速な通信を実現するという。

「Aterm WX3000HP2」

「Aterm WX1500HP」

 WX3000HP2は最大通信速度が2402Mbps(5GHz帯接続時)または574Mbps(2.4GHz帯接続時)で、160MHz幅での通信に対応する。WX1500HPは1201Mbps(5GHz帯接続時)または300Mbps(2.4GHz帯接続時)で160MHz幅には非対応。

 3モデルとも、ネットワーク分離機能「リモートワークWi-Fi」を新たに搭載。在宅勤務などの際にセキュリティを確保できる。

 また、各種IPoE IPv6サービスへの対応についても、従来からのv6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト、クロスパス(MAP-E)やtransix(DS-Lite)に加え、新たに「v6 コネクト」に対応。IPoE IPv6通信を高速化する独自技術「IPv6 High Speed」にも引き続き対応する。

 このほか、電波の空き状況を見て5/2.4GHzの帯域を自動で切り替えるバンドステアリングと、同様に通信チャネルを切り替えるオートチャネルセレクトにも対応する。

 本体サイズ(幅×奥行×高さ)と重量は、WX5400HPが約46.5×180×180mmで約0.6kg、WX3000HP2が48×129.5×170mmで約0.7kg、WX1500HPが46×145×145mmで約0.3kg。いずれも縦置きと壁掛けが可能で、スマホの標準カメラにかざすとルーターに接続できるWi-Fi設定用のQRコードを同梱する。

WX5400HP WX3000HP2 WX1500HP
市場想定価格 1万7000円前後 1万3000円前後 8000円前後
CPU デュアルコア、1GHz デュアルコア、800MHz デュアルコア、900MHz
最大速度(5GHz) 4804Mbps 2402Mbps 1201Mbps
最大速度(2.4GHz) 574Mbps 574Mbps 300Mbps
ストリーム数(5GHz) 4 2 2
ストリーム数(2.4GHz) 2 2 2(11n)
160MHz幅対応 ×
MU-MIMO 最大4台 最大4台 最大2台(ダウンリンクのみ)
アンテナ ワイドレンジアンテナPLUS ワイドレンジアンテナ ワイドレンジアンテナ
メッシュ中継 × ×
Wi-Fi設定引越し ×
QoS × ×
WPA3
WAN 1Gbps×1 1Gbps×1 1Gbps×1
LAN 1Gbps×4 1Gbps×4 1Gbps×3
ホームネットワークセキュリティ × ×
サイズ(幅×奥行×高さ) 46.5×180×180mm 48×129.5×170mm 46×145×145mm

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