日本科学未来館は1月31日、同館の科学コミュニケーターとして勤務しているホンダの二足歩行ロボット「ASIMO」が、3月末で同館を卒業すると発表した。
ASIMOは2002年に同館にお目見え。インタープリター(展示解説員)として同館の実演などで使用されてきた。2002年当時は「入社式」も行なわれ、同館初代館長の毛利衛氏から辞令を手渡されるなど、注目の的だった。
ASIMOは同館で累計1万5,466回(昨年末時点)の実演を行ない、推計200万人以上に親しまれてきた。同時に新しい機能の実証実験や限定イベントなど、ロボットと暮らす社会について考えてもらう活動も多数行なってきたが、「ホンダとの契約の終了」(同館広報)で卒業する。
3月18日から卒業当日の同31日まで、記念イベント「THANK YOU ASIMO! 〜未来館卒業おめでとう」と、事前予約制の記念撮影も行なわれる。詳しくは特設サイトを参照されたい。
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