小説サイト「ソナーズ」、利用者からの不満に「斜め上回答」 運営「何をすれば制限が解除されるか……察しはつきますよね?」→「何を言いたのか全くわからない」ツッコミ続出

J-CASTニュース

   読者から多くの感想を得られることを売りとしていた小説投稿サイト「ソナーズ」(ベータ版)の仕様をめぐり、ユーザーから疑問の声があがっている。感想が10件を超えると古いものから読めなくなるという。

   こうした不満に対し、運営会社は「何をすれば制限が解除されるか……察しはつきますよね?」などと回答。しかしユーザーからの反発を招き2022年1月13日、「ソナーズに詳しいユーザーにしか伝わらない書き方になってしまい申し訳ございません」と謝罪した。


  • 小説サイト「ソナーズ」


  • ユーザーの不満に対する運営会社「Diver Down」の回答

サービスの矛盾にユーザーから疑問の声

   ソナーズは、小説家のモチベーション向上を目的としてリリースされた。読者に対し感想を書くことを誘導するポップアップを設けるなど、反応をもらうことに特化したサービスだとしている。投稿された小説に対し文単位で「いいね」を送る機能などもある。

   2021年12月14日にベータ版がリリースされ、多くのユーザーの関心を集めたが、一定数を超える感想が寄せられると、古い順から読めなくなる仕様が明らかになった。

   ユーザーからは「感想をたくさんもらえる小説投稿サイトでありながら、せっかくいただいた感想が読めないという矛盾に疑問を覚えています」という声が寄せられ、運営会社「Diver Down」は22年1月11日、ツイッターでこう答えた。

「もし矛盾しないとしたら?と考えてみてください。感想に最も価値が置かれるソナーズなら、何をすれば制限が解除されるか……察しはつきますよね?
でもすみません、そのための機能が未実装なので現状だとがっつり矛盾しちゃってます」

   そのうえで、リリース直後に表示上限で困る人が続出するとは想定しておらず、制限を開放する機能の実装を見送っていたなどと説明した。

   今後については「有料会員の機能を先に作り、制限をなくせる手段を最低でも1つは用意することを検討しています」としたうえで、一部ユーザーには無料体験期間を用意するという。

「いきなり『有料です』としてしまうのは酷なので、熱心なユーザーには無料体験期間を用意する予定です。おおっぴらには言えませんが、『熱心なユーザー』と判定する基準はあれを設定してあれのあれを希望しているかどうかになりそうなので、もし対象外になりそうなら今のうちに対象ユーザーになるよう調整しておくのをおすすめします」

   この説明に対し、ユーザーからは「何を言いたのか全くわからない」「回答が回答になってない」などと疑問の声が広まった。

Source