新ドメインに移行したNTTの旧ホームページのURLを新ホームページにリダイレクトする措置が昨年暮れに終了していたことが判明し、物議を醸している。
NTTはドメイン「.ntt」の取得に伴い、2021年3月に公式ホームページを「group.ntt」へと移管し、これまで使用していたドメイン「ntt.co.jp」からリダイレクトする措置を実施。しかし年が明けてから、このリダイレクトが終了していることが判明し、SNSなどで騒ぎとなっている。同社はURL変更を告知した2021年2月の「お知らせ」で、自動転送の期限を12月27日としていたため、スケジュール通りの対応だったことになるが、今なお同社サイトの中には旧ホームページへのリンクが多数残っていることから、物議を醸しているというわけ。旧ホームページはInternet Archiveでは1996年からのデータが残っているなど歴史も長く、SNSでは「人類の損失に思える」などとの声も出ている。サイトの構造がかなり変わっているなどの事情もあるようだが、頻繁にアクセスするタイプのサイトではないだけに、これから新たに気付く人が出てくるたびに、繰り返し物議を醸す可能性もありそうだ。