日本マイクロソフトは1月7日、スマートフォン「Surface Duo 2」を日本でも1月11日に発売すると発表した。
一般向けの市場想定価格(税込)は、128GBモデルが18万4580円、256GBモデルが19万6680円、512GBモデルが22万880円の見込み。
法人向けの価格(税別)は、128GBモデルが16万9800円、256GBモデルが16万9800円で、512GBモデルはない。
Surface Duo 2ではスタイラスペンも利用できる
Surface Duo 2は、米国で2021年10月21日に発売した製品だ。タブレットPCでおなじみのSurfaceシリーズに属するスマートフォンで、OSはAndroid 11を搭載している。
米国やカナダなどでは先代モデル「Surface Duo」も発売されていたが、マイクロソフト製の2画面スマートフォンは今回のSurface Duo 2が日本で初めてとなる。
画面サイズは8.3型のAMOLED「PixelSense Fusionディスプレイ」を搭載。画面を折りたたんだ際は5.8型となる。リフレッシュレートは最大90Hzでの駆動に対応し、最大明度は800nit、HDRなどにも対応する。
デュアルスクリーンの特性を活かし、2つのアプリを同時に表示し利用できるのが特徴だ。マイクロソフト製らしく、Microsoft 365やTeamsとの連携も強化されているほか、別売りのスタイラスペンでの操作にも対応する。
主なスペックは、SoCがSnapdragon 888、メモリが8GB。内蔵ストレージは128GB、256GB、512GBの3種類。5G通信(Sub-6のみ)にも対応し、eSIMと物理SIMスロット(Nano SIM)を搭載する。カメラはトリプルレンズで、4K解像度や広角の撮影にも対応する。
本体サイズは、縦145.2mm×横184.5mm(折りたたみ時は92.1mm)×厚さ5.50mm(折りたたみ時は11.0mm)。重量は284g。本体カラーはオプシディアンとグレイシアの2色がラインアップする。
なお、米CNETの記者によるSurface Duo 2の実機レビューも掲載している。
Windows 11に最適化した「Surface Pro X」なども発売
このほか、13型のPixelSenseディスプレイを搭載し、774gの軽量設計を特長とする2in1「Surface Pro X」のWi-Fiモデル、10.5型のPixelSenseディスプレイを搭載し、最大11時間のバッテリ駆動が可能な「Surface Go 3」のLTEモデル、2021年11月に発売した「Surface Pro 8」の法人向けモデルなども発売予定だ。
Surface Pro X
Surface Pro XのWi-Fiモデルは1月11日に発売し、一般向けの市場予想価格(税込)は12万5180円から。Surface Go 3 LTE Advancedは2月8日より順次出荷予定で、一般向けの市場想定価格(税込)は10万7580円。
法人向けの価格(税別)は、Surface Pro X Wi-Fiモデルが10万9800円から、Surface Go 3 LTE Advancedが6万6800円から、Surface Pro 8は、LTE非搭載モデルが12万2800円、LTE搭載モデルが14万5800円からとなっている。