米Intelは、新しい世代のCPU「第12世代Core」ファミリーを発表。その中で、同社のビジネスPC向け管理機能「インテル vProプラットフォーム」の新展開を明らかにした。
第12世代Coreでは、これまで1種類だった「vPro」の対応機能が2種類に分かれ、フル機能を備えた「Intel vPro Enterprise」と、スモールビジネス向けの「Intel vPro Essentials」で展開。さらに、Intel vPro EnterpriseではChrome OSのサポートが追加される。
vProは、インテルCPUのビジネス向けモデルが搭載するPC管理機能。第11世代CoreまでのCPUではモデルごとに「vPro対応」の有無が明示されていたが、第12世代Coreでは、搭載するvPro機能が「Enterprise」なのか、「Essentials」なのか、あるいは搭載していないかの3種類にわかれることになる。
例えば、Core i7-2800Hが「Enterprise搭載」、Core i7-2700Hが「Essentials搭載」、Core i7-2650HがvPro非搭載とされている(それぞれコア数や動作クロックも異なっている)。また、vPro Essentialsの具体的な機能についてIntelでは「基本的なPCの管理機能とセキュリティを提供する」と説明している。
第12世代Coreについては、PC Watchの記事も参照のこと。