2年ぶりの開催となったコミックマーケットも、ついに終了! 通常だとコミケは3日間。2019年のコミックマーケット97は例外的に4日間あったため、2日というのは個人的にかなり短く感じられた。皆さんはどうだろう。
暖かかった1日目とはうって変わり、かなり強い風と、雪が降るほどの厳しい寒さに見舞われた2日目。しかし、参加者たちの勢いが削がれることは無かった。何だかんだで時間いっぱい、多くの人がコミケを楽しんでいたぞ!
・11万人
コミックマーケット準備会によると、2日目の来場者数は約5万5千人。1日目と同じということで、2日間累計では約11万人。参加者数の少なさは1日目と同様に、移動のしやすさやソーシャルディスタンスの確保などの方面で、ポジティブな効果を発揮していたように思う。
感覚が麻痺していただけで、もしかしたら普段の人の数こそが多すぎで、今回くらいが本来はちょうど良いのかもしれない……というようなことを、ふと思ってしまった。
通常は最大手サークル並みの行列ができるトイレすらも、今回はほとんど待つことなく利用できたレベル。しかし、サークル参加者や出展企業などからすれば、人が少ないというのは微妙だったかもしれない。
ちなみにコスプレイヤーの数も例年と比べると非常に少なかった。累計だと、男性の登録者数が753名で、女性は2066名だったそうだ。
男女合わせて1日平均で約1400名と言うのは、通常の4~5分の1程度(C97は1日平均で約6200名)といったところ。とはいえ、ビッグサイト内のコスプレエリアの広さからすれば、割と十分な人数にも思えなくもない。
確かに人数こそは明らかに少なかったが、キャラクターの種類的には普段とそん色ない程度に見ることができた印象だ。というわけで、現地で撮ってきたコスプレ写真をどうぞ! 撮影させて下さった皆さん、ありがとうございました!!
執筆&撮影:江川資具