今年(2022年)の福袋の傾向を、あえて言葉であらわすならば「変化」ではないか。コロナがきっかけかどうかわからないが、昨年に増して取り組み方や商品内容を少なからず変えてきているように思う。
動かざること山の如しで、毎年同じデザインの袋に同じような商品を入れてくれていた『デザインTシャツストアグラニフ』もそのひとつ。個人的にはこの変化はアリだと感じている。
・デザインTシャツストアグラニフ「八ピーパック」税込3900円
・半袖Tシャツ5枚
※福袋なので中身が異なる可能性があります
・購入時にチラ見えしているよ
昨年(2021年)と大きく違う点は、タイトルにある通り。価格が5500円から3900円になった。随分とお安くなっていて、量も減っている。
これまでは半袖Tシャツに加え、長袖やパーカーなんかも入っていたが、今年(2022年)は半袖オンリーと潔い。半袖Tシャツの本体価格は、いずれも2700円程度なのでお得なことには違いない。
柄の好みはあるかもしれないが、今年も個人的にはアタリだ。なにより、Tシャツなんて何枚あっても良いしな。とまあ、相変わらずグラニフの福袋は胸を張ってオススメできる内容だった。
加えて、今年から購入時に中身がチラっと見えるようになっている。中身を事前に知りたい派にとって、これは嬉しい変化と言えるだろう。
記者はどちらかというとワクワク感も大事にしたいのだが、全部見せるのでなく1枚だけ見せる、という方法がニクいなと感心する。中身を知りたい派、知りたくない派、両方にとってありがたいやり方だろう。
まさかグラニフが福袋の販売スタイルを変えて来るとは、個人的には意外だった。しかしふたを開けるといつものグラニフがそこにあり、より買い求めやすくなっただけのような気もする。
もしみなさんも店頭で見かけることがあればチラっと覗き見つつ、ひとつ手に入れておいて損はないぞ。
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.