JR東日本、食の未来を牽引するピッチコンテストでグランプリ発表

CNET Japan

 東日本旅客鉄道(JR東日本「東京感動線」)は12月27日、Future Food Fund、CAMPFIREと共同で開催した食のスタートアップピッチコンテスト「K, D, C、、、 Food Challenge」において、グランプリを含む各賞を決定したと発表した。

 同コンテストは、食分野の新しい挑戦の種を見つけ、育てていくことが目的。今回が初開催となる。

 初開催となった今年のテーマは、「10年後の心豊かな生活」。フードロス観点での提案や栄養を手軽に取り入れられる素材など、これからの食の未来を牽引するさまざまなアイディアが集まったという。なお、12月2日に書類による一次審査によって選出された10組による最終審査を実施。グランプリを含む各賞を発表した。

 グランプリに選ばれたのは、色や香り、栄養成分を保持したまま野菜を粉末化し、ヘルシーな原材料と合わせて野菜粉末入りビスケットバーを開発するグリーンエース(プロダクト:Vegemin Bar)。

 グリーンエースには、新大久保直上の食の交流拠点「Kimchi, Durian, Cardamom,,,」の4階コワーキングスペースにおいて、期間限定の入居権が授与された。

 また、BCC賞には、市場が拡大しているサワー、チューハイ中心のリキュールに着目し、「低アルコール」と「クラフト」を実現するとしたSEAM(プロダクト:低アルコールクラフトカクテル「Koyoi」)が受賞。

 FFF賞/JR東日本賞/「生活実装」賞には、チーズの製造過程で大量に出るホエイ(生乳の9割)をブラウンチーズとしてリメイクしたチーズ工房那須の森(プロダクト:ブラウンチーズ)が受賞している。

 クラウドファンディング賞には、昆虫食YouTuber(昆Tuber)の清水和輝氏がコオロギコーヒーや昆虫コーヒー、コオロギ餃子で受賞した。

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