会社にありますよね、おみやげに付箋メモシステム
よく「○○へ行ってきました!どうぞ食べてください。●●より」と付箋メモを貼った、心がほっこりするおみやげが会社の給湯室にありませんか。それだけを楽しみに出社していたのは私だけではないはず。
しかし、フリーランスになり、さらにはコロナ禍に突入し、おみやげを本当にもらわなくなりました。
会社のおみやげシステムを家でやったらどうなるか。と考え、やってみました。
毎日がスペシャルな部署にいた
昔勤めていた会社は、社員の出張と来客が多い部で、給湯室に食べ物が毎日何かしらありました。誰がどこに行ったか付箋メモをみるのが好きだったんです。「へー、○県の銘菓か〜」とおみやげを食べていました。
「あのほっこり気分をもう一度!」と、るんるん気分で高崎駅に行って自分用におみやげを買ってきました。
欲望うずまくおみやげ事情
ここで事件が起きます。仕事から帰ってきた夫がクッキー1列(5個)取って行ったのです!
「どうして?」と聞くと「家なら1列取ってもいいような気がして。会社だとせいぜい1人一個だよね」と回答が。
たしかに、おいしそうなやつは何個でも食いたい。もっと食いたい。と、思いながら給湯室のお菓子を一つだけいただいていました。何個も取っていく姿を誰かに見られたら、信用がなくなる上に「給湯室に置いておくとあいつが全部食べる」と、給湯室にお菓子が置かれなくなってしまいます。リスクがでかすぎる。
家なら、たくさん取ってもいいのです。
気づきメモ1:家でやると、好きなだけ食べることができるので欲望が満たされる。
何も考えていなかったあの頃
ドンキホーテに買い物に行きました。美味しそうな餅が売っていました。
よし、これにも付箋メモをつけよう。と開けたら…わぁ!個包装されてない餅でした。
会社勤めをしていた頃は20代前半だったこともあり、おみやげを会社に買っても個包装されていない安いやつばかりでした。
当時は「自分は食べないから」とのんきに給湯室に出していましたが、これを家でやってやっと気づきました。個包装されていないやつは食べにくいし貰いにくい。
実際、夫も「手が汚れるからめんどくさい」と言って食べてくれませんでした。
気づきメモ2:家でも個包装されていないやつは食べにくい。そして付箋メモは出し入れの邪魔。
ドカ食いが防げる
いつもならスナック菓子や、ブルボンのクッキーシリーズを1回1袋消費してしまいます。
おみやげだとスナック菓子より値段が高く、個包装なので1個1個大切に食べました。
気づきメモ3:勢いで何個も買ったり食べなくて済む。
以上、おみやげに対する気づきでした。
おみやげに手紙をつけるシステムの感想
おみやげに付箋メモを貼ってみた感想です。自分から自分へしたことだけど、お菓子を食べる前にちょっとした文章を読むと嬉しくなります。
おみやげシステムを導入する前は、お菓子は「食べたい」と思って欲望のまま食べるものでした。普段、ほぼ無意識でお菓子を食べています。文章を読むことで一呼吸置くことができるので、気づいたらお菓子がなくなっていた状態が防げ、健康にいいかもしれません。