あのコロナ禍を乗り越え、事実上の日本の救世主となった政治家は、どなた?
何故日本では、あのコロナ禍を事実上乗り越えられたのだろうか。
第6波が警戒されてはいるが、今の瞬間ではそんなに恐れることはなさそうだ。
ワクチン接種の効果だろうとは思うが、それにしてもコロナ新規感染者の激減ぶりには驚いてしまう。
お隣の韓国でもワクチン接種率は80パーセントを超えているようだが、それでも連日5000人程度の新規感染者が出ているようである。
欧米では街頭でマスクを着用していない人が目立つが、韓国では日本と同じように大方の人は真面目にマスクを着用しているようだから、何故韓国と日本ではこんなに大きな違いが出て来ているのかよく分からない。
日本と韓国では出入国時の防疫の体制や、飲食店でのコロナ対策の対応に違いがあるのかも知れないが、実に不思議である。
しかし、この不思議は、実にありがたい不思議である。
やはり菅内閣のコロナ対策がよかったということになるのではないか。
何のかんの言いながら、菅内閣はよくやった、ということになる。
加藤勝信官房長官も西村康稔コロナ担当大臣も河野太郎ワクチン配布担当大臣もよくやったということになる。
菅さんの功績を高く評価すべきだろう。
菅さんは、いい時に総理を退陣した。
今は、重荷から解放されて快適な日々を過ごされているのだろう。
一時期の渋面は、今は見られないはずである。
令和おじさんの完全復帰である。
得意の時も失意の時も、いつもニコニコ・平常心で
得意満面、失意泰然、などと言うが、どんな時も平常心でいたいものである。
ツイッターなどでつい本音を漏らして方がおられるが、政治家の皆さんは、くれぐれもうっかり本音を漏らさないように心掛けられた方がいい。
ガードが堅い人だなどと思われると損だ、と思ってか、何でもあけすけに物を言う方が時々おられるが、大体は失敗する。
特にツイッターは注意された方がいい。
短い文章でご自分の思いを過不足なく、かつ周囲に誤解を生まないように伝えることは、実に難しい。
あ、この表現だと誤解を招きかねないぞ、と思うような一文を目にした。
高市早苗さんのツイッターである。
余程のことがあったのだろうが、こんな風に書いてしまうと、如何にも高市さんが自民党の政調会長を辞任しようとしているのではないか、と誤解されてしまう。
高市さんのツイッターに、高市さん、辞めないで、などというリプライが次々に寄せられている。
何かしら高市さんの癇に障るような出来事があったのかも知れないが、ご自分の心の内を曝け出すようなことはお止めになった方がいいだろう。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2021年11月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。