武井壮、デマに猛抗議「誹謗中傷煽るような書き方」 無関係発言が中3刺殺への言及として拡散

J-CASTニュース

   タレントの武井壮さんが2021年11月26日、「いじめ」に関する自身の過去発言が誤った文脈で拡散されていると抗議した。

   ネット上では武井さんが2か月前に行った発言を、24日に愛知県で発生した男子中学生による刺殺事件に言及したものであるかのように伝える投稿が複数みられていた。


  • 武井壮さん(2019年撮影)

視聴者の悩み相談への回答

   武井さんの発言を巡っては25日ごろから、インターネット掲示板の「5ちゃんねる」の複数のスレッドが元となり、まとめサイトやツイッターで拡散されていた。

   スレッドのタイトルは「武井壮、中3殺人事件にとんでもない正論を言ってしまう」。武井さんが事件について言及したものとして煽っている。本文には、武井さんのライブ配信を切り取ったスクリーンショットが6枚ほど添付されていた。

   画像をみると武井さんは「自分が成功してそいつらよりも素敵な人生を送るっていうことが最大級だと思うんだよね」などと持論を展開。右上には、「イジメの加害者に復讐をしたい」というテロップも。

   ネット上ではスレッドのタイトルが事実だと信じるような反応が集まった。

   しかし実際には、このスクリーンショットにある発言は、9月1日に武井さんがYouTubeで配信した「轟け!深夜のライブ!!」でのものだった。小中学生時代にいじめられた経験があるという視聴者から寄せられた悩み相談への回答部分となる。

   動画内で武井さんは、加害者に復讐をしたいという思いを抱えている相談者をおもんぱかる姿勢を見せつつ、自身にいじめられた経験がないことを理由に共感は出来ないと本音を吐露する。そのうえで先の発言に至った。

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