mixiのモバイル版「mixiモバイル」が11月24日11時をもってひっそりと運用を終了したことが明らかになった。
mixiモバイルは、mixiのサービスインから遅れること約半年、2004年9月に運用開始。フィーチャーフォン、いわゆるガラケーの普及に伴って、EZweb、iモードなど各プラットフォームごとにページを展開していたが、この前後にmixiはサーバー負荷などの問題から機能制限を実施せざるを得なくなっており、このmixiモバイルもメッセージの閲覧や送受信機能を利用するためには「mixiプレミアム」を契約しなくてはいけないなど、当初は利用にあたって制限も多かった。フィーチャーフォン向けサイトは多くの事業者がここ数年で提供を終了しており、運用終了はごく自然な流れだが、2020年にサービスを終了した「mixiページ」や「mixi同級生」のように「運営者からのお知らせ」での事前アナウンスもなくひっそりと幕引きとなるのは、寂しいものを感じさせる。なお、スマートフォン向けの「mixi Touch」およびスマホアプリは継続して利用できる。