地元の友人から、渋柿を送ってもらった。
購入すると意外と高い干し柿を、自宅で仕込んでみよう。ついでに熟れてどうしようもない甘い柿もどうにかしよう。
柿が好きだ。いちばん好きなフルーツは何かと訊かれたら、柿か梨かで悩んで答えられない。「干し柿」という存在を鑑みて、やや柿が優勢かもしれない。
以前宮城県の田舎に住んでいたときは、「干し柿なんて友達のおばあちゃんが勝手にくれるもの」くらいに思っていたが、関東に来てからはスーパーで売られる値段に驚いた。しっかり高級品ではないか。
地元の山奥に住む友人にその話をしたところ、「家に大量に渋柿なってるけど、送ろうか?」と提案してくれた。そうか。そういえば干し柿って、家庭で作れるのだ。
干し柿有志の友人たちと分け合い、筆者の担当は15個ほど。
柿を干すのははじめてだが、インターネットに情報を載せてくれる先人にならえばなんとかなるであろう。
あとは干すだけ。時間はかかるがそう難しくない。
やや気温が高いのが心配だが、うまくできれば2〜3週間ほどで完成するらしい。残念ながらこの記事では完成写真をお披露目できないため、別の柿の話をさせていただこう。
こちら。
なんで柿って、ちょっと目を離すと取り返しがつかないくらい熟れるんでしょうね。
もう皮を剥くのが難しいくらい柔らかい。でもまだ食べられる。
すでに半分液状なのだから、いっそ飲み物にしてしまおうと決めた。
ちなみにこのまま冷やすとプリンになる。柿のペクチンで牛乳が固まるからだ。
今回はラテにして飲みたいため、固まったそばからよく混ぜて、泡だてた牛乳とブレンダーで粉にしたほうじ茶の葉を載せた。
固まりすぎないように牛乳を多めにしたが、それでもスムージーみたいな飲みごごちになる。昔あった「ドロリッチ」が近い。味はおいしい。
豆乳で作れば固まらず、完全な液状になるはずだから、お好みの方でお試しあれ。
それでは筆者は干した柿を見ながらティータイムといたしますので、この辺で。
JUNERAYでした。