自衛隊「マタニティ制服」に注目 女性隊員の活躍支援で25年前に導入…こだわりは?広報に聞いた

J-CASTニュース

   陸上自衛隊の「マタニティ服」が反響を呼んでいる。中国地方5県を管轄する陸自第13旅団の公式ツイッターが紹介したことがきっかけだ。

   妊婦でも働きやすいよう専用の制服を用意していることに、ツイッターでは「素晴らしい取り組みだ」などと称賛が集まっている。


  • 陸上自衛隊第13旅団【公式】のツイッター(@13b_jgsdf)より


  • 陸上自衛隊の旧「妊婦服」(提供:陸上自衛隊)


  • 陸上自衛隊の旧「妊婦服」(提供:陸上自衛隊)


  • 陸上自衛隊の新「妊婦服」(提供:陸上自衛隊)


  • 陸上自衛隊の新「妊婦服」(提供:陸上自衛隊)

「自衛隊ってマタニティ制服あるんですね!」

   陸自第13旅団は2021年10月6日、ツイッターで、「自衛隊のマタニティ服を知っていますか?涼しくて、動きやすいのが特徴です」と紹介した。

   投稿された写真には緑色の制帽と、シャツの上からグレーのワンピースを着用した妊婦の隊員が映っている。ワンピースは前ボタン式でゆったりとしたデザイン。お腹の大きさに合わせて調整できるベルトも付いている。

   今回の投稿はツイッターで、

「自衛隊ってマタニティ制服あるんですね!優しいですね」
「仕事したい人の環境が整って行くことはいいことだと思います」
「素晴らしい取組ですね」

などと関心を集めている。

   18日、J-CASTニュースの取材に応じた陸上自衛隊の広報は、ネット上の反響に、「自衛官にとっては当たり前となっている内容ですので、まさかここまで大きな反響があるとは思っていませんでした」と驚きを表した。

   第13旅団はこれまでにもツイッターで「活躍する女性自衛官」として訓練の様子などを紹介してきた。今回の投稿は、駐屯地の女性隊員からのアイデアで行ったもので、

「女性が活躍できるための職場環境が充実していることを紹介したい」

との狙いがあったという。

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