ホームセンターをハロウィン使いしてみる

デイリーポータルZ

ホームセンター=地味ハロウィンセンター

私が編集長を務めるWebメディア『デイリーポータルZ』では、地味ハロウィンというイベントを2014年から開催しています。

魔女やゾンビじゃなくて、「区役所の戸籍係」や「避難訓練の負傷者役」など、身近で地味な仮装をするイベントです。

これまでの仮装から

これまでの仮装から

これらの写真からもわかるとおり、地味ハロウィンの仮装ってほぼホームセンターで揃うんですよね。ホームセンターは「地味ハロウィンセンター」と呼んでも過言ではありません。

そんな間違った目的でホームセンターを愛する『デイリーポータルZ』のメンバーが、カインズしばりで地味ハロウィンの仮装を考えてみました! “しばり”とは言っても地味ハロウィンにぴったりなものばかりだったので、ほぼ野放しです。

6人の地味ハロウィン、自由演技をご覧ください。

靴をビニール袋に入れるタイプの居酒屋に来た人(つりばんど岡村)

靴をビニール袋に入れるタイプの居酒屋に来た人(つりばんど岡村)

居酒屋の入口で店側から、履いてきた靴をレジ袋に入れて入店するように言われた人にしました。

使ったもの

使ったのはレジ袋のみ。色はもちろん乳白色。

サイズはやや小さめを選択。中身が靴だとわかるように靴にピッタリとフィットし、少しはみ出すものを選びました。

使いまわされた感を出すために、レジ袋をよく揉んでシワを作りました

使いまわされた感を出すために、レジ袋をよく揉んでシワを作りました

酔って見えるよう、目のまわりに赤いチークを塗りました

酔って見えるよう、目のまわりに赤いチークを塗りました

ネクタイもだらしなく緩めました

ネクタイもだらしなく緩めました

仕事の都合で1次会の終盤から参加したにもかかわらず、キッチリ割り勘で払わされたうえ、気を取り直して楽しもうと思って行った2次会が、靴をレジ袋に入れるタイプの店だったあげく、来ていたのは自分のほかに中年男性2人だけであり、だからといってすぐに帰るわけにも行かないという“泣き笑い”の表情を演じるのに苦労しました。

ちなみにお目当ての女性を含め、1次会にいたメンバーの多くはこっそり別の店に行ったという設定です。

送別会にもできる

また、ちょっとした工夫で、飲み会にいろいろ意味をもたせることができます。ご覧のような小物を持てば「安い居酒屋で送別会を開かれた人」にもなれます。

安い居酒屋で送別会を開かれた人

安い居酒屋で送別会を開かれた人

持っているものは

スカスカの寄せ書き

スカスカの寄せ書き

苗字の彫られたキーホルダー

苗字の彫られたキーホルダー

値札(¥158)が貼られたままの花束

値札(¥158)が貼られたままの花束

安価なお菓子の詰め合わせ

安価なお菓子の詰め合わせ

などです。

これらを送別会でもらった人

これらを送別会でもらった人

愛のない送別会を開かれると、人はこんな表情になるのかもしれません。

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