Microsoftは11日(現地時間)、Windows 11のMicrosoft Store向けにWSL(Windows Subsystem for Linux)の提供を開始した。現時点ではプレビュー版での提供となる。
これまでWSLはWindows内のオプションコンポーネントとして提供しており、「Windowsの機能の有効化または無効化」からWSL機能を有効化する必要があった。Microsoft Storeからアプリとして提供することで、インストールやアップデートをそのほかのアプリと同様の操作でできるようになり、容易に使えるようになるとしている。
あわせて、WSLアプリへのWSLgのバンドルや、Linuxカーネルの更新(バージョン5.10.60.1)、新コマンドの追加などを実施している。
なお、Microsoft Store版は、Windows 11(Build 22000以降)で利用できるが、事前に仮想マシンプラットフォーム機能の有効化が必要となる。
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