LINE Payと三井住友カードは10月4日、プラスチックカードを発行しない「Visa LINE Payクレジットカード (CL)」(カードレスLINEクレカ)の提供を開始した。
カードレスLINEクレカは、同日から三井住友カードが「Visa」ブランドのクレジットカードとして国内で初めて提供を開始する、プラスチックカードを発行しないモバイル端末専用カード「三井住友カード(カードレス)」の提携カードだ。
カードレスLINEクレカに申し込むと、カード番号の採番と同時にアプリそのものが決済デバイスになる。Visaのタッチ決済や、「LINE Pay」と連携したスマートフォン決済などが可能で、プラスチックカードを持ち運ぶ手間や紛失の心配がなくなる。
LINE Payアカウントをもつ満18歳以上なら申し込みでき、年会費は1375円(税込)。2022年4月30日までのLINEポイント還元率は2.0%となる。
また、同日からカードレスへの対応を記念した「カードレスLINEクレカリリース記念キャンペーン」も開催する。
LINEクレカへの新規入会と「LINE Pay」アカウントへのカード登録、「マイ・ペイすリボ」の3万円以下登録と入会月から2カ月間での税込7万円以上の利用といった条件の達成で、最大6000ポイントのLINEポイントをプレゼントする。
三井住友カードは同日、国内エアライン大手の全日本空輸と発行する「ANAカード」でもカードレス導入を検討していると発表した。